まりも🍎こどものせかい

子育てや保育について悩んでいる人たちを救いたいと思い保育士をしながら心理学を学んでいます😊学んだことを紹介していきますのでぜひご覧ください!応援よろしくお願いします🍎#保育士11年目#二児の父🤡

”保護者からのクレームは保育士が生んでいる!?”保育園が本当に大切にしなくてはいけないこと

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みなさんは保育士というのはどんな仕事と感じていますか?

”子どもと毎日一緒に遊ぶ職業”

”子どもに教育する職業”

私もそんなイメージを保育士に持っていましたが、11年間保育士という仕事をしてきて感じたことがあります。

それは”子どもと遊ぶ職業”ではなく、”保護者への子育て支援をする職業”という事です。

この意識を持つ前、私は保育士という職業にやり辛さを感じていました。

 

 

1、保育士の思い

私の保育士として大事にしてきたのは

・子どもたちが1日楽しく過ごせること

・汚れることをたくさん経験し、遊びを通して表現することへの抵抗をなくしていくこと

→汚れることを嫌がり、絵を描くことなど自分を表現することへの抵抗感を持っている子どもが非常に多かった

・運動遊びをたくさんして身体機能の発達を促す

→怪我をしないようにと気をつけすぎて、挑戦する気持ちが無かったり、失敗することを遅れていたりなど自己肯定感が低い子どもが多かった

・友だちとのケンカを通して人間関係を学べるようにようにする

→「ごめんね」「いいよ」がテンプレになっていて、子どもが表面上の関わりしかしていなかった

保育士5年目まではこんなことを考えて、子どもたちと一緒に過ごしてきました。

 

2、保育士の思いと保護者の思いのすれ違い

そんな私に待っていたのは保護者さんからの不満の声でした。

・なんだか話しづらい

・子どもの様子をもっと知りたい

・担任の保育士が持ち物について伝えてくれないから忘れ物をしてしまう

・よく怪我をするようになった

・いつも遊んでばっかりでもっと教育的なことをやってほしい

こんな声をいただくのも仕方ありません。

 

それもそのはず、それまで私は子どものことだけを考えて保護者さんのことを全く考えてなかったのです。

・子どもが楽しければいいや。

・子どもが成長できればいいや。

・子どもが幸せになればいいや。

こんな考えの保育士が保育園で働いていたら、保護者さんから不満の声が出るのも必然的。

保護者さんのことを考えない事が、子どもの不幸を生むということに気づけていなかったのです。

 

3、子どもの幸せの正体

1日楽しく過ごしてきた子どもたちが保護者さんに言われることというと

「なんでこんなに服を汚したの!」

「全くこんなにロッカーを汚して!片付けなさい!」

「また忘れたの?バカなんじゃない!?」

この状況を見ていた私は“なんでわかってくれないんだ”と思うばかりで、真の子どもの幸せを理解する事ができていませんでした。

 

真の子どもの幸せに気づく事ができたのはある事件があったから。

あれは保育士になって5年目の3歳児の担任をしていたとき。

それまでと同じように私は子どもが楽しく過ごせるかということを考えながら、過ごしていました。

そんなとき一人の保護者さんから言われた事がありました。

「うちの子おもらしをする回数が2歳の時よりも増えたんだけど、どうゆう事ですか?今までのクラスではトイレの時間というものを設けてくれていて、おもらしせずに成功する事ができていました。以前までと同様トイレに行くようにうちの子に言ってください。」

というものでした。

 

トイレトレーニングには様々な考え方がありましたが、私の考えはおもらしをたくさん経験して、自分で感覚を覚え、自らトイレに行けるようになるというもの。

そこで私はダイレクトにその思いを伝えました。

「おもらしを経験して自分で感覚を覚えます。おもらしをするのは構いません。本人の成長を大切にしていきましょう。」

こんなことを言って何が起こったか。

保護者さんは自分の思いを担任に受け入れてもらえなかったので、態度も変わり、不満を持ち、私と会話をすることもなくなり、自分の子どもに対しても強く接するようになりました。

登園、降園のたびに「今日もおもらししたの!?全く何やってんのよ!赤ちゃんになったのね!赤ちゃんからやり直したら?」こんな言葉を繰り返し聞かされていました。

 

「どうしてこんなことになっちゃったんだ・・・。」

そう思いながら、過ごしていたある日、その保護者さんがヘアースタイルを変えて保育園にやってきました。

私は何気なく、その保護者さんに無視をされる覚悟で

「髪の毛切りました?」

と声をかけました。すると、その保護者さんは笑顔になり

「そ・・・そうなんですよ」

と返事をしてくれました。また、自分の子どもに対しても笑顔を見せて、おもらしをしていても大きな声をあげることなく受け入れていました。

 

私はその保護者さんと保育園の様子を話したり、保護者さん自身の話をしたりとたくさんコミュニケーションをとるようにしました。

次第に私との会話が増え、子どもに対しての接し方も柔らかくなり、笑顔を見せてくれるようになりました。

すると、不思議なことに子どものおもらしもなくなったのです。

 

「そーか!保護者さんの心が安定して、初めて子どもの心も安定してくるのか!!」

この事件をきっかけに子どもの幸せまでの過程を知る事ができました。

 

4、親の幸せが子どもの幸せ

子どもの幸せを願うのであれば、保護者である親の幸せを保証してあげなくてはいけません。

それは親が不幸を感じていると、その反動が子どもに影響し、生き辛さを感じてしまうから。

そのため、保育士というのは自分たちのやりたい保育があるのであれば、その保育理念や理論を発信していかなくてはいけません。

そうしなければ親は疑問を感じ、子どもの成長の過程を知らぬまま「うちの子は遅れている」「大丈夫かしら」という不安や不満を抱き、心が不安定になってしまいます。

 

保育士の一番の目的は子どもの幸せ。その幸せを実現するには保護者さんと信頼関係を築き、保護者さん自身の幸せを願う必要があります。

 

このことに気づけて本当に良かったと思います。ぜひ、この記事を読んだ保育士さんも子どものことだけではなく、保護者さんへ意識を向けてみてください。

質の良い保護者対応が子どもの幸せに繋がります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。